2010/11/18[ 時計修理 ]
セイコー腕時計の修理をしました。【部品交換】
他店ご購入、セイコー(SEIKO)のクォーツ式腕時計です。
竜頭を引っ張ったら竜頭が外れてしまったとご来店。機械内部を調べたところ、おしどりが壊れていました。お客様とご相談のうえ、おしどり部分だけの交換修理に。
【用語解説】 おしどり
おしどりとは、竜頭(リューズ)が取り付けられている巻真と呼ばれる軸に噛み合い、固定する役割をしているパーツのことです。
おしどりが巻真の溝に入ることで、巻真の位置を固定し、また、時刻を合わせる時に、竜頭(リューズ)の切り替えスイッチの役割をしています。
竜頭(リューズ)を引き出すと、おしどりが下にあるカンヌキを押す仕組みで、それによって、ツヅミ車はキチ車から離れ、小鉄車に連動し時刻を合わせることができます。
おしどり交換をしました。
修理金額は 3,500円(税込) 修理期間は 7日間でした。
定期的なお手入れをおすすめします!
腕時計を長年お使いになると内部部品の磨耗や汚れなどにより、駆動部の抵抗が大きくなり、腕時計の寿命を縮めてしまうことにもつながります。
定期的な分解掃除(オーバーホール)をおすすめします!
ここに掲載する修理事例は参考例として当店が修理した内容を掲載するものです。
同じメーカーや商品の修理であっても、修理品の状態や問題発生の状況などが異なれば修理内容や修理金額も違ってきます。
宝生堂では店頭持ち込み修理以外の受付をしておりません。
修理品の購入先、購入時期、使用状況、不具合の内容をお客様と確認しながら修理内容を決定し、修理金額などをご提案しております。
【違法商品・購入先不明・部品調達が出来ない場合などお断りする場合がございます】
この修理日記は2010/11/18に掲載の内容となります。
修理状況・修理料金が現在のものと異なる場合もありますのでご了承ください。