2014/11/02[ 時計修理 ]
セイコー腕時計の修理をしました。【分解掃除・パッキン交換】
他店ご購入、セイコー(SEIKO)のクォーツ式腕時計です。
電池交換でご来店いただきましたが交換しても動きませんでした。機械内部を調べたところ潤滑油が劣化していました。パッキンも劣化していたので、分解掃除とパッキン交換をご提案しました。
【用語解説】 分解掃除(オーバーホール)
時計の機械を分解し部品をチェックして洗浄し汚れを取り除き、注油、組立後、精度や防水機能・各種検査を行いコンディションを整える作業です。
【用語解説】 パッキン
パッキンは、防水性、部品の固定、竜頭やボタンの操作性などを保つため部品と部品との隙間にセットされるゴム製およびプラスチック製の部品です。
使用しているうちに温度や湿気、汚れの影響で弾力性が失われると、パッキンは本来の機能が保てなくなり、内部に湿気や水分、汚れが侵入します。
分解掃除(オーバーホール)、パッキン交換、電池交換をしました。
修理金額は 12,600円(税込) 修理期間は 18日間でした。
【こちらの修理品は消費税率改定前に修理したものです】
定期的なお手入れをおすすめします!
腕時計を長年お使いになると部品や潤滑油の磨耗や汚れなどで駆動部の抵抗が大きくなり、腕時計の寿命を縮めてしまうことにもつながります。
定期的な分解掃除(オーバーホール)をおすすめします!
ここに掲載する修理事例は参考例として当店が修理した内容を掲載するものです。
同じメーカーや商品の修理であっても、修理品の状態や問題発生の状況などが異なれば修理内容や修理金額も違ってきます。
宝生堂では店頭持ち込み修理以外の受付をしておりません。
修理品の購入先、購入時期、使用状況、不具合の内容をお客様と確認しながら修理内容を決定し、修理金額などをご提案しております。
【違法商品・購入先不明・部品調達が出来ない場合などお断りする場合がございます】
この修理日記は2014/11/02に掲載の内容となります。
修理状況・修理料金が現在のものと異なる場合もありますのでご了承ください。